この記事ではFX自動売買の含み損についてご紹介します。
運用している自動売買システムやEAが含み損を抱えているとき、不安な心境になってどうしても自分で損切りしたくなりますよね。
「自動売買の含み損は自分の判断で損切りした方がいいのか?」
「それともシステムを信用して放置した方がいいのか?」
と悩んでいる方も多いと思います。
この記事では以下のポイントを解説しますので、含み損にお悩みの方はぜひご参考ください!
- FX自動売買における「含み損」と「損切り」の意味
- FXの含み損を放置するとどうなるのか
- FX自動売買の含み損は自分で損切りすべき?
- FX自動売買の含み損を損切りしない方が良い理由3つ
- 自分で損切りした方がいい場合とは?
- まとめ
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FX自動売買における「含み損」と「損切り」とは
FX自動売買において、「含み損」と「損切り」は基本であり重要なことです。
しかし中にはよく分からないといった初心者の方もいると思いますので、意味を解説します。
含み損とは
FX自動売買における「含み損」とは、決済を行う前の未確定の損失のことを言います。
例えば1ドル=100円の時に1000ドル(1000通貨)を買ったとします。
その後1ドルが99円に下がった場合、1ドルあたり1円(1000通貨で1000円)の含み損が発生していることになります。
逆に1ドル=101円に上がった場合は、「含み益(未確定の利益)」が発生していることになります。
含み損・含み益は、決済を行うまで為替レートの変動に併せてリアルタイムで変動します。
損切りとは
FX自動売買における「損切り」とは、含み損の状態で決済し、損失を確定させることを言います。
逆に、含み益の状態で決済することを「利確(りかく)」と言います。
なぜ損切りを行うのかというと、損失を最小限にするためです。
FXでは、せっかくコツコツ利益を積み重ねていたとしても、一度の負けで大きな損失を出してしまうことがあります。
損失が拡大する前に早めに損切りすることで、損失を抑えてトータルの利益を確保することが出来るというわけです。
FXを裁量で取引する場合、「損切りを素早く判断し実行できるか?」が長期的な利益を得るために大切なポイントとなります。
FXの含み損を放置するとどうなるのか
FXで自分の持っているポジションが一時的に含み損になったとしても、実際に売買しない限りは損失になることはありません。
損切りせずにそのままにしていると、そのうちプラスになっていることもあります。
しかし、含み損がどんどん拡大して証拠金維持率がFX会社の定めた基準に達した場合、FXにより強制的にポジションを決済されてしまいます。
この強制決済を「ロスカット」と言います。
そのため、FXを裁量で行う場合でも自動売買を使う場合でも、ロスカットされないよう資金管理には十分注意しましょう。
FX自動売買の含み損は自分で損切りすべきか
この章では、FX自動売買の含み損は自分で損切りすべきなのか?ということについて解説します。
FX自動売買(EA)は、システムによって売買方法や決済基準などが異なります。
そのため損切りラインも様々ですが、基本的には含み損をある程度抱えたまま運用することが多いです。
含み損が膨らんだ時、特に初心者の方は不安が募ってしまい、自分で損切りしたくなると思います。
しかし、FX自動売買の含み損は自分の判断では損切りしないことをおすすめします。
その理由は、自分の判断よりも自動売買システムの方が基本的には優秀だからなのですが、場合によっては自ら損切りした方がいいケースも確かに存在します。
以下の章より、
- なぜFX自動売買の含み損を損切りしない方がいいのか?
- 自分で損切りした方がいい場合とは?
ということについてご紹介します。
FX自動売買の含み損を損切りしない方が良い理由3つ
FX自動売買が含み損を抱えたとき、なぜ自分で損切りしない方がよいのか?
その理由として、主に以下の3つが挙げられます。
- 自動売買システムは含み損を抱えることを想定して作られている
- 運用初期はそもそも含み損を抱えやすい
- 感情よりも論理を優先した方が勝ちやすい
理由①FX自動売買は含み損を抱えることを想定して作られている
含み損を自ら損切りしない方が良い理由1つ目は、そもそもFX自動売買システムは含み損を抱えることを想定して作られているからです。
為替相場には回帰性があり、上がりすぎた(又は下がりすぎた)相場は、必ずどこかで反発します。
自動売買システムはその辺りも考慮した上で作られているので、一時的に含み損を抱えても、最終的には利益がでる仕組みのものが多いです。
自動売買に限らず、裁量取引においてもその他の投資においても、運用していれば必ずどこかで含み損は出てきます。
利益を生むためには、ある程度の含み損は付きものだということを覚悟した上で運用した方がいいでしょう。
しかしこれはもちろん、優秀な自動売買システムを使う場合に限ります。
中には適当なロジックで、証拠金維持率が危うくなるまで損失を拡大してしまうシステムもありますので、自分が運用しているプログラムがどんなロジックで動いているのかはきちんと把握しておきましょう。
理由②運用初期はそもそも含み損を抱えやすい
FX自動売買の含み損を自分で損切りしない方が良い理由2つ目は、運用初期はそもそも含み損を抱えやすいからです。
特にレンジ相場で利益を得ていくFX自動売買システムの場合、価格の上下が起こりやすいポイントで利益を積み重ねていくロジックを採用しています。
ポジションを持つことができなければ利益が出ないので、運用初期は必然的に含み損となります。
そしてその含み損は、価格の反転が起こるまで継続されます。
初心者がFX自動売買を運用していく上で、初期段階はとくに精神的に不安になることが多いでしょう。
しかし、ここで不安感に負けて運用初期にもかかわらず損切りを行なってしまえば、将来得られたはずの利益を取りこぼしてしまうことになります。
「運用初期はそもそも性質上含み損を抱えやすい」ということを念頭におき、上手にメンタルコントロールしていくことがポイントです。
理由③感情よりも論理を優先した方が勝ちやすい
FX自動売買の含み損を自分で損切りしない方が良い理由3つ目は、感情よりも論理を優先した方が勝ちやすいからです。
FX初心者の場合、感情が入り込むことで利益を逃してしまう可能性が圧倒的に増えます。
自動売買システムが含み損を抱えたとしても、独自にテクニカル分析やファンダメンタルズ分析をした上で「損切りする方が良い」と合理的に判断出来るなら良いのですが、これはFX上級者でないと難しいです。
初心者の場合、自分の感情でシステムの判断に手を加えるのはおすすめできません。
優秀な自動売買システムなら一時的に負けていても必ず長期で取り返してくれますので、それを信じて待つことも、利益を出すための一つのスキルなのです。
FXに限らず全ての投資において言えることですが、メンタルとの戦いに勝たなければ長期的に利益を出し続けていくことは難しいでしょう。
FX自動売買で含み損を抱えた時、自分で損切りした方が良い場合とは
ここまで、FX自動売買で含み損を抱えた時、基本的には自分の感情では損切りしない方が良いとお伝えしました。
しかし、中には損切りした方が良い場合もありますので、ご紹介します。
- 自分の証拠金維持率が危ない時
- 相場が急騰急落した時
まず1つ目が、自分の証拠金維持率が危ない時です。
“これ以上含み損を抱えると退場してしまう”という時には、自分の判断で損切りをするのは仕方ないです。
自分の証拠金維持率は常に把握しておき、含み損による退場のリスクを回避しましょう。
2つ目が、相場が急騰急落した時です。
これは、過去のリーマン・ショック時のような大幅な下落のことを指しますが、そういったケースは10年に1度あるか無いかの事象なので、あまり考えすぎない方が良いとも言えます。
通常よくあるようなトレンドであれば、自動売買システムはその辺りも考慮していますので、安定して稼働させることが出来るでしょう。
含み損を抱えても最終的には利益を出してくれるFX自動売買システムを選ぼう
この記事で解説したように、優秀なFX自動売買システムであれば、含み損を抱えても最終的には利益が出るロジックが採用されています。
証拠金維持率を常に管理する以外に重要なのは、勝てるシステム選びです。
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FX自動売買の含み損は自分で損切りすべきか?のまとめ
FX自動売買の含み損は自分で損切りすべきか?
自動売買の含み損は自分の判断で損切りした方がいいのか?
ということについて以下の順で解説しました。
- FX自動売買における「含み損」と「損切り」の意味
- FXの含み損を放置するとどうなるのか
- FX自動売買の含み損は自分で損切りすべき?
- FX自動売買の含み損を損切りしない方が良い理由3つ
- 自分で損切りした方がいい場合とは?
- まとめ
相場が大きく動いている時こそ、含み損を損切りせずグッと耐えることも大事です。
裁量取引だと損切りを自身の裁量で行うのは難しいですが、自動売買なら感情が入ることなく利益が出るまで冷静に待ってくれます。
そのためにも、FX自動売買を比較して優秀なものを選ぶことが大事です。
以下の記事ではおすすめのFX自動売買を厳選し、口コミをまとめておりますので、比較してみてください。
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【動画】FX自動売買で含み損を抱えたときの不安を解消するには?
以下でFX自動売買で含み損を抱えた時の不安にどう対処すべきか?ということについて動画で解説しています。
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