FXで発生する手数料とは?低コストで取引できるFX業者をご紹介

みなさん、こんにちは!有村です。
この記事では、FXで発生する手数料の種類初心者向けに解説致します。

FXの取引手数料といえば「スプレッド」が有名ですが、FX会社によっては別途「取引手数料」が発生したり、口座開設や入出金の際に手数料がかかる場合があります。

口座選びの際は、トータルの費用を把握し低コストで運用できる会社を選ぶことがポイントです!

この記事では以下の6つの手数料を解説した上で、項目毎に各FX会社のコストを比較してご紹介します。

  1. 口座開設手数料
  2. 口座維持手数料
  3. スプレッド
  4. 取引手数料
  5. 入出金手数料
  6. ロスカット手数料

初心者の方は是非ご参考ください!

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FXにかかる手数料の種類

FX取引で発生する手数料には、主に以下のものが挙げられます。

  1. 口座開設手数料
  2. 口座維持手数料
  3. スプレッド
  4. 取引手数料
  5. 入出金手数料
  6. ロスカット手数料

利用する口座によって、手数料が発生する条件は異なります。

これらの金額を把握していないと、せっかくFXで利益を出してもトータルコストが大きな負担になる場合もあります。

口座を選ぶ際は、それぞれの手数料について事前にしっかりと確認しておきましょう。

国内FXよりも海外FXの方がトータルコストが高い?

この記事を最後までご覧いただくとお分かりになるかと思いますが、FXにかかるコストは海外FXの方が高くなります。

基本的に国内FXではスプレッド以外の手数料は発生せず、スプレッドも狭いためトータルコストが低く抑えられます。

一方、海外FXでは取引毎に「スプレッド+取引手数料」が発生し、スプレッドも広く設定されています。

また、取引以外にも手数料が発生する場合があります。

国内FX会社 国内FX会社
口座開設手数料 ほとんどの業者で無料 ほとんどの業者で無料
口座維持手数料 ほとんどの業者で無料 業者によって発生する場合がある
スプレッド 狭い 広い
取引手数料 ほとんどの業者で無料 ほとんどの業者で発生
入出金手数料 ほとんどの業者で無料 入出金方法によって発生する場合がある
ロスカット手数料 ほとんどの業者で無料 ほとんどの業者で無料
有村

これだけ見ると一見国内FXの方がお得に見えます。
しかし、手数料だけで口座を選ぶのは早計です。
まずは、なぜ海外FXの手数料が高いのか?」という理由を知りましょう!

海外FXの手数料が高い理由

海外FXの方が国内FXよりも手数料が高い理由として、多くの海外業者では「NDD方式」という注文方式を採用していることが挙げられます。

NDD方式とは、顧客の注文を直接インターバンク市場へ流して取引を行う方式のことです。

これに対し、国内FXではFX業者のディーラーを通して顧客の注文を約定させる「DD方式」が採用されていることがほとんどです。

DD方式は透明性の低さが懸念されており、FX業者に不利な取引や約定をさせないよう、「ディーラーからレートが再提示されて、トレーダーの希望した通りに取引されない可能性」があります。

国内FXの取引手数料が安い理由として、手数料を取らなくてもFX業者の儲けが出る仕組みとなっているからだと推測できます。

しかし海外FXが採用しているNDD方式ではディーラーが介入する余地がありませんので、すべての注文をカバーします。

そのため、トレーダーが利益を得やすい(=FX会社の利益が出にくい)仕組みになっていますが、それだけだとFX業者側の儲けがありません。

トレーダーが利益を出しやすい仕組みになっている分、海外FX会社ではスプレッドやその他の手数料を取ることで、自社の利益としています。

これが、国内FXの手数料が低く海外FXの手数料が高い理由と言われています。

有村

海外と国内、どちらを選択するかはトレーダー次第です。
傾向として、FXに精通している人は「少々コストが高くても確実に約定できる方がよい」という理由で、海外FXを選ぶ方が多いです。

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FXにかかる手数料を詳しく解説!

ここでは、FXで発生する手数料について、項目毎に詳しく解説します。

手数料の種類①口座開設手数料

FXにかかる手数料の種類1つ目は、口座開設手数料です。

その名の通り、FX会社の口座を開設する際に発生するコストです。

ほとんどのFX会社では口座開設手数料が無料となっていますので、あまり気にしなくていいでしょう。

有村
なお、FX会社の中には口座開設するだけでボーナスや現金キャッシュバックがもらえる場合があります。
以下が、口座解説ボーナスを設けている会社の例です。
(※時期によってボーナス内容は異なります。)
口座開設ボーナス
GEMFOREX 1〜2万円
XM 3,000円
FBS 140㌦,100㌦
Traders Trust 3,000円
JFX 1,000円
SBI FXトレード 500円

上記以外にも、「入金時」や「口座開設+1回や1万通貨の取引だけ」といった簡単な条件を満たすだけで、ボーナスがもらえる場合があります。

FXをお得に始めるチャンスとなりますので、開設時に確認すると良いでしょう。

手数料の種類②口座維持手数料

FXにかかる手数料の種類2つ目は、口座維持手数料です。

国内FX会社では無料であることがほとんどですが、海外FXの場合は「一定期間の利用」がないと口座維持手数料が発生することがあります。

金額や手数料が発生する期間はFX会社によって異なります。

以下が、代表的な海外FX会社の口座維持手数料の比較です。

口座維持手数料 適用条件
GEMFOREX 15ドル/3ヶ月毎 90日間取引がない状態
XM 5ドル/月 90日間何も取引や入出金がない状態
AXIORY なし
FXGT 10ドル/月 90日間何も取引や入出金がない状態
Tradeview 5ドル/月 90日間取引がない状態
iFOREX 15ドル/3ヶ月毎 12カ月間取引がない状態
TitanFX なし
FBS なし 維持手数料は発生しないが、90日間何も取引がない場合は口座休眠状態となる
有村
口座維持手数料は、口座にある資金(残高)から自動的に徴収されます。
なお口座残高が0円の場合、口座維持手数料は発生しないことがほとんどです。
もし「しばらくFX取引しない」という場合は、全額出金しておくことでコストを抑えることができます!

手数料の種類③スプレッド

FXにかかる手数料の種類3つ目は、スプレッドです。

FXの「スプレッド」とは、取引をする際の買値と売値の差のことを言います。

FX取引をする度に発生するため、実質的な「取引手数料」と言われています。

有村

スプレッドは各FX会社が独自に設定しており、通貨ペアの変動率と流動性によって価格が異なってきます。

一般的に、

  • 取引量が多く流動性が高い通貨→スプレッドが狭い
  • 取引量が少なく流動性が低い通貨→スプレッドが広い

という傾向があります。

取引コストを抑えるためには、スプレッドが狭いFX会社と通貨ペアを選ぶがポイントです。

各社の平均スプレッドは以下の通りです。
※(カッコ内)は取引手数料を除いたpips数

海外FX会社 ドル円 ユーロドル
GEMFOREX(ノースプレッド口座) 0.4pips(手数料なし) 0.5pips(手数料なし)
ThreeTrader(RAWゼロ口座) 0.47pips(0.07pips) 0.47pips(0.07pips)
XM(ゼロ口座) 1.10pips(0.1pips) 1.06pips(0.06pips)
Axiory(ナノスプレッド口座・テラ口座) 1.01pips(0.41pips) 0.84pips(0.24pips)
Tradeview(ILC口座) 0.85pips(0.35pips) 0.64pips(0.14pips)
exness(ロースプレッド口座) 0.98pips(0.28pips) 0.74pips(0.04pips)
Hotforex(ゼロスプレッド口座) 1.19pips(0.59pips) 0.85pips(0.25pips)
TitanFX(ブレード口座) 1.01pips(0.31pips) 0.85pips(0.15pips)
FBS(ECN口座) 0.95pips(0.35pips) 0.81pips(0.21pips)
国内FX会社 ドル円 ユーロドル
パートナーズFX nano 0.00銭 0.3pips
SBI FXトレード 0.09銭 0.19pips
FXTF GX 0.1銭 0.2pips
LINE FX 0.2銭 0.4pips
FXダイレクトプラス 0.2銭 0.2pips
みんなのFX 0.2銭 0.3pips
LIGHT FX 0.2銭 0.3pips
LION FX 0.2〜0.9銭 0.3pips
外貨ネクストネオ 0.2銭 0.3pips
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有村
特にスキャルピングなど、取引回数が多いトレードスタイルをする方にとってスプレッドが占める割合は大きくなります。
ご自身のトレードスタイルに合わせて適切なFX会社を選びましょう!
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手数料の種類④取引手数料

取引手数料

FXにかかる手数料の種類4つ目は、取引手数料です。

取引手数料とは取引の度にかかるコストのことで、スプレッドとは別に徴収されます。

国内FXでは一部の会社を除いて無料となっていますが、海外FXではほとんどの会社が取引手数料を設定しています。

取引手数料は注文・決済の際にかかりますので、1取引における取引手数料を計算する際は「片道」ではなく「往復」の金額であることに注意しましょう。

以下が、各FX会社の取引手数料の比較です。

取引手数料(往復)
GEMFOREX(ノースプレッド口座) 無料
ThreeTrader(RAWゼロ口座) 400円もしくは4USD
XM(ゼロ口座) 10ドル
Axiory(ナノスプレッド口座・テラ口座) 6ドル
Tradeview(ILC口座) 5ドル
exness(ゼロ口座) 4ドル
Hotforex(ゼロスプレッド口座) 6~8ドル
TitanFX(ブレード口座) 7ドル
FBS(ECN口座) 6ドル
有村
海外FXでは取引の度に「スプレッド+取引手数料」がかかるということになりますので、
単体ではなくどちらも合わせてコスト計算をしましょう!

手数料の種類⑤入出金手数料

入出金手数料

FXにかかる手数料の種類5つ目は、入出金手数料です。

  • 入金手数料:口座に入金する際に発生
  • 出金手数料:口座から出金する際に発生

両方とも国内業者の場合は無料であることが多いですが、海外FXの場合は金額や入出金方法によって、手数料が発生することがあります。

なお、「XM・GemForex・FXGT」などの業者は入出金手数料を無料としています。

各FX会社毎の入出金手数料は、以下の通りです。

入金手数料 出金手数料
GEMFOREX 無料 無料
XM 無料 無料
AXIORY ・2万円以上の入金は無料
・2万円未満の入金は手数料1,000円
・国際銀行送金の場合は手数料1,500円
・2万円以上の出金は無料
・2万円未満の出金は手数料1,000円
・国際銀行送金の場合は手数料1,500円
FXGT 無料 無料
Tradeview 無料 bitwalletの場合1ドル
・海外銀行送金の場合35ドル
iFOREX 無料 ・10万円以上の出金は月3回まで無料
・10万円未満の出金は2,000円の手数料
TitanFX 無料 国内銀行へ出金する場合約1,700円
FBS STICPAYの場合2.5%+0.3ドルの手数料 ・VISA、JCBは1ユーロ
・STICPAYは2.5%+0.3ドル
・PerfectMoneyは0.5%
・BonsaiTraderは2%

※FX会社側にかかる手数料のみ記載しています。
※入出金方法によっては、サービス会社や金融機関に別途手数料が発生します。

手数料の種類⑥ロスカット手数料

FXにかかる手数料の種類6つ目は、ロスカット手数料です。

FXでは、含み損が膨らんでFX会社の定める証拠金維持率を下回った場合、全ポジションを強制的に決済させられる「ロスカット」という仕組みがあります。

一部のFX業者ではロスカットされた場合、手数料が発生することがありますので注意しましょう。

例えば国内業者の「FXネオ」では、ロスカット時に1万通貨単位あたり税込500円(但し、南アフリカランド、メキシコペソは、10万通貨単位あたり500円)のロスカット手数料が発生します。

有村
これに対する対策は、ロスカットされないように気をつけることが一番です。
以下の記事ではロスカットの仕組みと対策について解説していますので、ぜひご参考ください!
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FXで大切なのは利益とコストのバランス

ここまで、FXをする上で発生する手数料の種類について解説いたしました。

初心者の方は「低コストで運用できる」という点に絞って口座を選びがちですが、「コストと稼ぎやすさのバランス」を見て選ぶことがおすすめです。

費用を抑えることはもちろん大切ですが、利益も少ないのではあまり意味がありませんよね。

冒頭で説明したように、

  • 海外FX→利益が出やすいが、コストが高い
  • 国内FX→利益は出にくいが、コストが安い

という傾向にあります。

海外FXの中でも、低スプレッドであったり取引手数料を無料としている場合があります。

今回の比較を参考に、稼ぎやすくなおかつコストも低い会社を選びましょう!

FXで勝つためには手法が大事!

低コストで運用できるFX会社が見つかったら、次にすべきことは「勝てる手法」を身につけることです!

  • まだ勝ち方が分からない
  • これからFXを勉強したいけど、早めに収益化したい

という方には「自動売買(EA)」を使う方法もおすすめです。

自動売買はプロの投資家のロジックに従って、コンピューターが24時間取引チャンスを逃しません。

そのため、FX知識のない初心者が裁量で取引をするよりも稼ぎやすいという特徴があります。

有村

しかし、数ある自動売買システムの中でも、稼げるものはごく一部です。
購入する際は、見極めが非常に重要です。

以下の記事では、数々のFX自動売買のEAの中からガチで稼げるものを抜粋してランキング形式で発表しています。

本物の自動売買(EA)の情報を手にいれたい方は、是非このランキングをご覧ください。

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FXで発生する手数料とは?まとめ

まとめ

いかがでしたか?

この記事では、以下の6つの手数料を解説した上で、項目毎に各FX会社のコストを比較しました!

  1. 口座開設手数料
  2. 口座維持手数料
  3. スプレッド
  4. 取引手数料
  5. 入出金手数料
  6. ロスカット手数料

取引をする以上、何らかの手数料は必ず発生します。

「いつの間にかコストがかかっていた」となる前に、しっかりと手数料について把握し、計画的なFXトレードを心がけてください!

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