みなさん、こんにちは！有村です。
今回は、FXのスイングトレードについて解説します。
自動売買システムは様々な種類がありますが、スイングトレードのスタイルで取引するシステムは少ないというのが現状です。
裁量取引においても、スイングトレードは「難しい・儲からない・勝てない」と言われることが度々ありますが、ロジック次第では他のトレードスタイルよりも大きな利益を得ることが可能です。
そこで今回は、スイングトレードの特徴を解説した上で、勝てるスイング系自動売買システムを選ぶコツまでをご紹介します。
以下の順番で解説致しますので、ぜひ最後までご覧ください。
- FXにおけるスイングトレードとは？
- スイングトレードのメリット・デメリット
- スイング系の自動売買システムが少ない理由
- スイング系の自動売買システムを選ぶポイント
- おすすめのスイング系FX自動売買システム
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FXにおけるスイングトレードとは
FXにおけるスイングトレードとは、数日から数週間にわたってポジションを保有し続けるトレードスタイルのことを言います。
FX手法は、ポジションの保有期間によって以下の４種類に分けられます。
- スキャルピング（数秒〜数分）
- デイトレード（数時間〜１日）
- スイングトレード（数日〜数週間）
- 長期保有（月〜年単位）
「その日のうちに取引を終了させたい」と考えるFXトレーダーは、スキャルピングやデイトレードを好む傾向にあります。
またFX自動売買においても、多くがスキャルピング～デイトレードの手法となっており、スイングトレードを行うシステムは少ないのが現状です。
スイングトレードは、短期よりも長期的な利益を重視するので、長い目で見てトータル利益を大きくしたいという方におすすめのトレードスタイルです。
以下の項目より、FXにおけるスイングトレードのメリットについて解説致します。
FXにおけるスイングトレードのメリット
FXにおけるスイングトレードのメリットは、主に以下の３つがあります。
- １回のトレードで大きな利益が得られる
- 短期トレードよりも騙しが少ない
- スワップポイントがつく
①１回のトレードで大きな利益が得られる
FXにおけるスイングトレードのメリット１つ目は、１回のトレードで大きな利益が得られることです。
例えばスキャルピングは１回の利益が1pips~10pipsの取引を積み重ねていく手法ですが、スイングトレードの場合、大きなトレンドに乗ることができれば１回100pips～200pipsほどの利益を得ることも可能です。
また、FXは取引のたびにスプレッドと呼ばれる手数料がかかるため、取引回数の多いスキャルピングは取引コストがかさみやすくなります。
しかしスイングトレードはスキャルピングよりも手数料の影響を受けないため、資金効率が良いFX手法と言えます。
②短期トレードよりも騙しが少ない
FXにおけるスイングトレードのメリット２つ目は、短期トレードよりも騙しが少ないことです。
スキャルピングやデイトレードの場合、売買チャンスだと思ってエントリーした結果、騙しだったということが少なくありません。
また、自分の予想と逆方向に相場が進んで損切りしたところ、しばらくすると自分が予想した方向に大きく動いて、損切りを後悔した経験がある方も多いと思います。
FXにおける損切りはリスクを減らすために大切なことですが、スイングトレードの場合はその日のうちに決断しなくても、数日後や数週間後に決済することになります。
一時的に逆行したとしても、長期的に持ち続けることで結果的に勝てる可能性も増えてくるので、スイングトレードを使った自動売買システムは比較的勝率が高いものが多いです。
③スワップポイントがつく
FXにおけるスイングトレードのメリット３つ目は、スワップポイントがつくことです。
スワップポイントとは、通貨ペアの２つの国の金利差のことを言います。
例えば低金利通貨を売って高金利通貨を買うと、ポジションを保有している日数だけ金利差分の利益を得られます。
これはスキャルピングやデイトレードにはない、スイングトレードや長期保有ならではのメリットと言えます。
しかし通貨ペアによってはマイナスのスワップポイントになることもあるため、スワップ狙いのFXトレードは注意が必要です。
FXにおけるスイングトレードのデメリット
ここでは、FXにおけるスイングトレードのデメリットについても解説します。
- レンジ相場で利益が出しにくい
- 一時的に大きな含み損を抱える
①レンジ相場で利益が出しにくい
FXにおけるスイングトレードのデメリット１つ目は、レンジ相場で利益が出しにくいことです。
スイングトレードのような取引回数の少ない手法で大きな利益を得るためには、大きな値幅のあるトレンドに乗ることがとても重要です。
そのため、一定の価格をいったりきたりするレンジ相場とは相性が悪いという特徴があります。
特に、レンジ相場が長く続くような場面では、流れに乗れず利益に繋がりにくくなります。
②一時的に大きな含み損を抱える
FXにおけるスイングトレードのデメリット２つ目は、一時的に大きな含み損を抱えることです。
スイングトレードは狙う利益幅が大きく、数日間～数週間にわたってポジションを保有し続けます。
そのため含み損も大きくなる傾向があり、口座資金が少ないと、含み損によって強制ロスカットされてしまう恐れもあります。
スイングトレードを行う場合は、含み損に耐えられる証拠金を入れておく必要があります。
FXではレバレッジを大きくかけるほどロスカットリスクが高まりますので、特に初心者がスイングトレードを行う際は、レバレッジを抑えて取引することをおすすめします。
スイングトレード系のFX自動売買システムが少ない理由
冒頭でも解説しましたが、現存するFX自動売買システムの中で、スイングトレードを採用しているものは少ないです。
多くのシステムがスキャルピングやデイトレードの手法となっています。
しかし「数が少ない＝儲からない」というわけではありません。
ではなぜスイング系EAが少ないのかというと、以下のような理由が挙げられます。
- 年単位よりも数ヶ月で結果が出るEAの方が魅力的に映る
- 一時的に大きな含み損を抱えることがあるため、比較的多くの証拠金が必要になる
特にFX初心者の場合、最短で利益を得ようとするのは当然ですし、まだ多くの証拠金が用意できないという場合もあります。
また、スキャルピングやデイトレードを採用しているEAに比べて、スイング系EAは含み損が大きくなりやすいので、メンタル的に不安になる方も多いようです。
しかし、FX自動売買は基本的に含み損を抱えることを考慮して作られています。
スイング系のシステムは、短期的な利益よりも年間のトータル利益を重視しているので、優秀なシステムであれば、一時的に含み損を抱えたとしても最終的には利益を出してくれます。
スイング系EAが気になる方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
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スイングトレード系のFX自動売買を選ぶポイント
今回解説したように、FXのスイングトレードは「長期的な目線で勝つことを重視する人」に向いています。
それを踏まえた上で、スイング系FX自動売買システムを選ぶ際は、以下のポイントに注視しましょう。
- 長期間のテストデータがあるか
- 危険な相場をお知らせしてくれるか
①長期間のテストデータがあるか
スイングトレード系のFX自動売買を選ぶポイント１つ目は、長期間のテストデータがあるかを確認することです。
スイング系EAは数日〜数週間で利益を出していくので、短い期間のテストデータはあまり参考になりません。
少なくとも１年、できれば３年ほどのテストデータが確認できるかをチェックしましょう。
FX自動売買において、バックテストはもちろんフォワードテストも非常に重要です。
現在の相場で利益をあげられるかどうか？という指標になりますので、可能であればフォワードテストの結果もチェックしましょう。
②危険な相場をお知らせしてくれるか
スイングトレード系のFX自動売買を選ぶポイント２つ目は、危険な相場をお知らせしてくれるかどうかです。
スイング系EAはポジションの保有期間が長い分、デイトレードやスキャルピングEAと比べると、相場の急変リスクに長くさらされるということになります。
例えば、経済指標発表・要人発言・災害・テロなどが起こったときは、相場が急変しやすくなります。
自動売買システムの中には、そのようなときにシステムの稼働停止を促すアナウンスをしてくれるものもあります。
特にFX初心者の方は、ファンダメンタルズ要因に関する情報収集のやり方や、それらの要因が相場にどの程度影響をもたらすかまだ分からない方も多いと思いますので、スイング系EAを選ぶ際はぜひチェックしてみてください。
おすすめのスイング系FX自動売買システム
ここまで、FXにおけるスイングトレードの特徴や、スイング系自動売買システムを選ぶポイントについて解説しました。
スイングトレードは「難しい・勝てない・儲からない」などと言われることがありますが、トレンドをいち早く察知して、適切な箇所でエントリーと決済を行えば、大きな利益を得ることも期待できます。
しかしFX初心者にとってはメンタル面での不安もありますし、自分で取引するとなるとなかなか難しいでしょう。
そんな方にうってつけなのが、自動売買システムという方法です。
年間のトータル利益が高く、かつ初心者にとって難しいファンダメンタルズ要因もお知らせしてくれるシステムを選ぶことで、初心者でもスキャルピングやデイトレードより資金効率の良いFX運用が可能になります。
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まとめ
いかがでしたか。
今回は以下の内容で、FXのスイングトレードについて説明しました。
- FXにおけるスイングトレードとは？
- スイングトレードのメリット・デメリット
- スイング系の自動売買システムが少ない理由
- スイング系の自動売買システムを選ぶポイント
- おすすめのスイング系FX自動売買システム
まだチャート分析が分からないといった初心者の方には、FX自動売買もおすすめですが、バイナリーオプションという投資方法もおすすめです。
FXと同じく為替チャートを予想する取引ですが、レートが上がるか・下がるかの２択から予想するので、比較的楽に分析を進めることが出来ます。
僕・有村翔太はFXだけでなく、バイナリーオプションで勝つための手法や考え方についても、以下のブログで発信しています。
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